本年度大会・総会は、令和元年10月26日(土)、27日(日)の両日、関西大学千里山キャンパスにて開催いたしました。
1.招待報告(10月26日10:20~11:10)
韓国保険法の現況と課題 報告要旨
報告者 梁 奇珍(全北大學校 法學專門大學院)
司会兼通訳者 李 芝姸(東洋大学)
2. シンポジウム「保険法10年の経験と今後の課題」
(10月26日13:00~16:00)
司会/竹濵 修(立命館大学)
①損害保険実務からみた保険法10年
-「保険給付の履行期」と「人身傷害の請求権代位」について- 報告要旨
報告者:森岡 圭(東京海上日動)
②直接請求権に関する問題と傷害保険における外来性 報告要旨
報告者:山本 哲生(北海道大学)
③保険法制定後の監督規制の動向と私法上の課題
-生命保険実務の立場から- 報告要旨
報告者:遠山 優治(日本生命)
④保険金受取人に関する規定の理論的課題とその検討 報告要旨
報告者:遠山 聡(専修大学)
⑤保険市場の変化-過去10年と今後の展望- 報告要旨
報告者:植村 信保(キャピタスコンサルティング)
3. 基調講演Ⅰ「行動ファイナンスとAIによる資産運用」 報告要旨
(10月26日16:15~17:00)
講演者:岡田 克彦(関西学院大学)
ポスター・セッション(1日目)(10月26日17:00~17:45)
4.自由論題(10月27日9:00~11:00)
●第Ⅰセッション(経済・経営・商学系)
座長: 諏澤 吉彦(京都産業大学)
報告①:「満州国」時代の中国保険業 報告要旨
報告者:神田 恵未(大阪樟蔭女子大学)
報告②:文脈が保険の需要行動に与える影響
~実験経済学の手法を用いた考察~ 報告要旨
報告者: 藤井 陽一朗(明治大学)/白川竜太(コムシス株式会社)
報告③:生命保険における「助け合い」と相互性に関する考察 報告要旨
報告者:田中 隆(兵庫県立大学)
●第IIセッション(法律系)
座長: 肥塚 肇雄(香川大学)
報告④:保険募集・契約締結過程における保険者の情報提供義務違反
と法的サンクション-ドイツ法から示唆を得て- 報告要旨
報告者:鄭 燦玉(京都大学)
報告⑤:法人保険契約の解除・免責に関する一考察 報告要旨
報告者:原 弘明(関西大学)
報告⑥ : 自動運転と対物責任保険-ドイツとの比較法的検討 報告要旨
報告者:金岡 京子(東京海洋大学)
ポスター・セッション(2日目)(10月27日11:00~12:00)
5.共通論題「インシュアテックと保険事業」(10月27日13:00~16:30)
基調講演Ⅱ「スマートフォン+アプリが作る「情報環境」と倫理
~データ活用の近未来を構想するにあたって~」 報告要旨
講演者:佐々木 裕一(東京経済大学)
はじめに 司会/宮地 朋果(拓殖大学) 報告要旨
①情報社会の急速な発展による保険制度における「信頼」の変容
―インシュアテックが保険制度における「信頼」に与える影響― 報告要旨
報告者: 吉澤 卓哉(京都産業大学)
②健康増進型保険が保険事業に与える影響について 報告要旨
報告者: 安井 敏晃(香川大学)
③生命保険業界におけるインシュアテックの取組み等 報告要旨
報告者: 武藤 伸行(第一生命ホールディングス)
④三井住友海上のデジタライゼーション取組 報告要旨
報告者: 栗原 光自郎(三井住友海上)